[name]風早 孝将
[所属]烏滸会
[主な経歴]岡山市出身。
NPO法人アートファーム主催の岡山舞台芸術ゼミナールに参加後、2006年より演劇ユニット水蜜塔にて「MORAL」などの演出、「全てに隣接するが何よりも遠く」「12月34日」などの脚本・演出を手掛ける。
また、アートファームと静岡県舞台芸術センターとの共同制作事業プルーラルシアタープロジェクト「王女A」(作・演出:松田正隆)や、方丈記プロジェクト「狭い家の鴨と蛇」(脚本:角ひろみ 演出:泊篤志)に出演のほか、2013年からは演劇on岡山に参加し、「月の鏡に映る聲」「わが町」「New York Minutes」(いずれも演出:関美能留)で、それぞれ出演、共同演出、脚本に従事した。なお、「月の鏡に映る聲」では2014年に台湾公演を実施している。
このほか、彷徨者天国、劇団作戦会議Z、terra岡山芸術会、男だけのダンスグループbitter quartet+などに出演。
2015年に自身のユニット烏滸会(おこかい)を立ち上げ、旧内山下小学校の教室を舞台にした「夏の思い出」を制作するなど、その日その場でしか出会いない演劇のせつなさと心地よさを求めて、実験的な作品作りを行っている。
[コメント]私たちはいつからか、消費と乖離の時代を生きるようになりました。
世の中には数えきれないほどの娯楽と商品があふれ、それらはネットで家に届けられます。
それはとても便利なことですが、私たちは汲々と消費にいそしむあまり、考えることや、
何かを生みだすこと、そして人と出会うことをやめてしまったような気がします。
そこには、どんな未来が待ち受けているのだろうと思うのです。
私たちは、プロジェクトを通じ多くの人が演劇に触れることで、ひとりひとりが考え、
出会い、創造し、その先に個性が花開くきっかけづくりができればと考えています。
演劇をまちづくり、未来づくりにつなげていければと考えています。